株式会社 船木塗装

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塗替え時期の見極め

こんな症状があらわれたら、
塗替えをお考えください。

一戸建と集合住宅の症状イメージ

一戸建と集合住宅の症状イメージ

住まいは必ず歳をとる。

目立たないところで、意外に進んでいる住まいの痛み。普段からできるだけ注意して、大切な住まいを守りましょう。

塗替え時期の目安

住まいの各部位の耐用年数は、塗料や下地の素材によってはもちろん、日照時間の違い、通風の具合、気候や周辺の環境といったさまざまな条件によって変わってきます。

下の表に一般的な目安となる塗りかえ時期を示しましたが、その年数に至っていなくても塗りかえが必要になる場合もありますので、詳しくはご相談ください。

一戸建の場合

一戸建の耐用年数テーブル図

集合住宅の場合

集合住宅の耐用年数テーブル図

早めの塗替えが
高い資産を保つ理由

つい怠ってしまいがちな、住まいのお手入れ。しかし、住まいの老化現象は、放置しておくほど急テンポで進行してしまうのも事実です。大切な資産を長持ちさせるために、早め早めに塗りかえて対策しておきましょう。 症状が軽いうちに塗りかえ工事を行うことで、工期が短くでき、余分な費用をかけずに住まいを美しくリフレッシュできます。

早めの塗替えこまめな対処!!

早めの塗替えこまめな対処!!

施工方法の詳細

塗装の目的は、主要構造部(壁、柱、床、はり、屋根又は階段)の保護、美観を保つことです。

サビ(鉄部)

工程・下地処理

  1. 削ってサビを落とす(ケレン)
  2. サビ止めを塗る
    ※下地の状況により、サビ止めをもう一度塗ります
  3. 上塗り塗料を1度塗る
  4. 上塗り塗料を再度塗る(合計2回)

仕上塗料

①SOP塗り(合成樹脂調合ペイント)
②2-UE塗り(2液型ウレタン樹脂塗料) など

放置しておくと...

空気中の酸素と鉄が結合することで酸化(錆び)が進行し、本来必要とする強度が失われていきます。

ヒビ割れ(コンクリート壁、ALC壁など)

工程・下地処理

  1. 漏水防止効果を高めるため、大きいヒビ割れ(幅0.3mm以上が目安)の場合はダイヤモンドカッターでシーリング材の打ちしろをつくる
    ※幅細の場合等は別手順
  2. シーリング材を打ち込む
  3. 樹脂モルタルにて埋め戻し
  4. 埋め戻した部分が元の壁の模様に近づくよう肌合わせを行う
    ※下地の状況により、事前に下塗りを入れる
  5. フィーラー(下塗り兼主材塗料)を塗る
    ※下地の状況により、再度事前に下塗りを入れる
  6. 上塗り塗料を1度塗る
  7. 上塗り塗料を再度塗る(合計2回)

仕上塗料

①ウレタン系塗料
②シリコン系塗料
③フッ素系塗料
など(状況による)

放置しておくと...

壁本体まで水が浸入することで中性化が進み、壁等の本来必要とする強度が失われていきます。

はがれ(コンクリート壁、セメントモルタル壁、窯業系サイディング、ALC壁など)

工程・下地処理

  1. 高圧洗浄と手工具を併用して、清掃。はがれ周囲の劣化塗膜も除去する
  2. フィーラー(下塗り兼主材塗料)を塗る
    ※下地の状況により、事前に下塗りを入れる
  3. 上塗り塗料を1度塗る
  4. 上塗り塗料を再度塗る(合計2回)

仕上塗料

①ウレタン系塗料
②シリコン系塗料
③フッ素系塗料
など(状況による)

放置しておくと...

水分が抜けづらく、カビが発生しやすくなります。壁本体の劣化の原因にもなります。

旧塗膜の退変色・汚れ(全タイプ)

工程・下地処理

  1. 高圧洗浄と手工具を併用して、清掃。劣化塗膜は除去する
  2. フィーラー(下塗り兼主材塗料)を塗る
    ※下地の状況により、事前に下塗りを入れる
  3. 上塗り塗料を1度塗る
  4. 上塗り塗料を再度塗る(合計2回)

仕上塗料

①ウレタン系塗料
②シリコン系塗料
③フッ素系塗料
など(状況による)

放置しておくと...

塗膜がダメになってきているサイン。塗膜の劣化がさらに進むと、壁が傷み始める。

カビ・藻類(コンクリート壁、セメントモルタル壁、窯業系サイディング、ALC壁など)

工程・下地処理

  1. 今あるカビを漂白剤処理または削り落とす
  2. 殺菌処理
  3. 防かび剤入り下塗り
  4. 上塗り塗料を1度塗る
  5. 上塗り塗料を再度塗る(合計2回)

仕上塗料

優れた防カビ・防藻性の塗料

放置しておくと...

日当たりのいい壁まで広がり、隣家まで伝染する場合もあります。

屋根の傷み(コロニアル、シングル、瓦棒)

工程・下地処理

  1. 高圧洗浄と手工具を併用して、清掃。劣化塗膜は除去する
  2. (鉄部の場合)さび止め、または下塗りを入れる
    ※下地によりフィーラーの場合もあり
  3. 上塗り塗料を1度塗る
  4. 上塗り塗料を再度塗る(合計2回)

仕上塗料

屋根の種類に合わせた専用塗料

放置しておくと...

雨漏りの原因となり、屋根の葺き替えが必要になることもあります。

屋根裏・最上階の暑さ・寒さ

工程・下地処理

  1. 屋根・屋上それぞれに合わせた工程を行う
  2. 上塗り(トップコート)で遮熱塗料を使用し、日光の反射率を高める

仕上塗料

遮熱塗料。ロケット技術を応用した断熱塗料「ガイナ」もお勧めです

放置しておくと...

外部の表面温度が15℃ほど変化し、冷房効率向上が期待できます。

屋上などからの雨漏り

工程・下地処理

  1. 水撒き等を行い調査し、原因箇所を絞り込んでいきます。
  2. 屋上は全面を防水する事で、10年間の漏水保証をお出しします。

仕上げ仕様

・屋上:ウレタン塗膜防水通気緩衝シート(X-1)工法
・屋上:塩ビシート防水
・外壁:可とう型改修塗材E (RE)
・外壁:防水型服装塗材E (RE)

放置しておくと...

天井・壁等の本来必要とする強度が加速度的に失われていきます。また、室内のカビ発生の原因にもなります。

廊下・階段の床

工程・下地処理

  1. 既存シート撤去
  2. ひび割れ等を樹脂モルタルにて補修
  3. 側溝部防水改修(ウレタン塗膜防水 密着工法)
  4. 長尺シート張り
  5. 長尺シート端部シーリング

仕上げ仕様

・長尺シート張り

放置しておくと...

美観を損ない、剥がれた端部で転倒することもあります。

屋上の草

工程・下地処理

  1. 高圧洗浄と手工具を併用して、清掃
  2. 伸縮目地がある場合は撤去・シーリング材充填
  3. ひび割れにシーリング材を充填し、全面に下地調整材(カチオン)塗布
  4. 下塗り材の塗布
  5. マット張付け
  6. 目止め作業
  7. 脱気筒取付け・改修用ドレン取付け・立上りガラスクロス張付け
  8. ウレタン防水材塗布(1回目)
  9. ウレタン防水材塗布(2回目)
  10. 上塗り材(トップコート)塗布

仕上げ仕様

・ウレタン塗膜防水通気緩衝シート(X-1)工法

放置しておくと...

根が防水層を痛め、漏水の原因にもなります。また、ドレンを塞いで雨水がオーバーフローし、建物内部に侵入することもあります。

屋上のひび割れ

工程・下地処理

  1. 高圧洗浄と手工具を併用して、清掃
  2. 伸縮目地がある場合は撤去・シーリング材充填
  3. ひび割れにシーリング材を充填し、全面に下地調整材(カチオン)塗布
  4. 下塗り材の塗布
  5. マット張付け
  6. 目止め作業
  7. 脱気筒取付け・改修用ドレン取付け・立上りガラスクロス張付け
  8. ウレタン防水材塗布(1回目)
  9. ウレタン防水材塗布(2回目)
  10. 上塗り材(トップコート)塗布

仕上げ仕様

・ウレタン塗膜防水通気緩衝シート(X-1)工法

放置しておくと...

特に新築から15年以上経過している場合は、漏水の直接の原因になることもあります。